アメリカ代表でワールドカップ2010に出場もFIBAの裁量による特例適応

サンズのエリック・ゴードンが、バハマ代表としてパリ五輪のプレ予選への参加がFIBAから認められることがわかった。ゴードンはワールドカップ2010にアメリカ代表としてプレーし、9試合出場で平均8.6得点、1.6リバウンドを記録。通常であれば、FIBAのルールで一度でもFIBAの主催大会に出場した場合、他の国の代表としてプレーできない。だが、今回は『Article 22』の特例条項が適用されたと見られている。

これはバスケットボールの発展途上国の代表となり、その国における競技の発展に寄与してくれると判断された場合、FIBAの裁量で代表活動を認めるという内容だ。ゴードンはこの特例の該当者となることで、バハマ代表入りが可能となった。

8月14日から始まるプレ予選において、バハマ代表はすでにサンズのディアンドレ・エイトン、ペイサーズのバディ・ヒールド、ホーネッツのカイ・ジョーンズの参加が明らかになっ ている。昨シーズンの成績を見るとエイトンは67試合出場で平均18.0得点、10.0リバウンド、ヒールドは80試合出場で平均16.8得点、5.0リバウンド。また、ジョーンズは46試合出場で平均3.4得点、2.7リバウンドを記録している。

そして34歳のゴードンは、NBA経験15年の大ベテランだが昨シーズンもロケッツ、クリッパーズで合計69試合出場、平均12.4得点、2.7アシストと安定したパフォーマンスを見せている。

これまでバハマの国際舞台での実績は皆無であり、ワールドカップ2023予選でもヒールドが3試合、ジョーンズが2試合に出場したが、合計3勝9敗のグループ最下位に終わっている。だが、中央アメリカとカリブ海諸国の大会であるセントロバスケット2016年以来の代表復帰となるエイトン、ゴードンとNBAでも活躍する2人が加わり、4名が一緒にプレーすることで一気に向上したのは間違いない。プレ予選を突破してこの4名が代表活動を継続した場合、パリ五輪の最終予選でもダークホースと呼べる存在になれる。