親交のあるサブリナ・イオネスクが27本中25本成功、驚異の37得点
ウォリアーズのステフィン・カリーは多くの著名人が参加したゴルフトーナメント『アメリカン・センチュリー・チャンピオンシップ』でホールインワンを達成し、オフシーズンに入っても大きな話題を提供している。
そして先日には、本業であるバスケの話題で再びカリーの名前が上がった。事の発端はWNBAオールスターの3ポイントシュートコンテストで、ニューヨーク・リバティのサブリナ・イオネスクが全27本中25本を成功させ、40点満点中37得点と驚異的なパフォーマンスで優勝したこと。
25歳のイオネスクはオレゴン大時代にNCAA記録となる通算26度のトリプル・ダブルを達成した司令塔で、2020年のドラフト全体1位でリバティに入団した。WNBAでも持ち前のオールラウンダーぶりを発揮し、昨年の女子ワールドカップでアメリカ代表デビューを果たした期待の若手選手だ。
また、イオネスクといえば、学生時代にコービー・ブライアントと師弟関係にあり、ブライアントの娘ジジを含めた深い繋がりで知られ、カリーとも大学時代から親交がある。それもあり、彼女は3ポイントシュートコンテストで優勝した後、自身のツィッターでカリーのアカウントをメンションし「シュートアウトはどう?」とシュート対決を求めた。
『ESPN』の番組に出演したカリーは、イオネスクの件について聞かれると、「サブリナの記録を追いかけることになった。彼女はWNBAのオールスターウィークエンドで37点と、本当に大暴れだった。だから決着をつける必要がある。どちらがより優れた3ポイントコンテストのシューターであるかをね」。ちなみにカリーは2021年の同コンテストで31得点を記録し、最多記録保持者(2023年にタイリース・ハリバートンも31得点を記録)となっている。
NBAのオフシーズン中にWNBAが開催されていることもあり、スケジュール的に難しい部分はあるが、是非とも両者の対決は実現してもらいたい。その時は世界中のバスケットボールファンが注目することは間違いない。