一時代を象徴する『北海道の鉄人』、40歳でユニフォームを脱ぐ決断を下す

レバンガ北海道が桜井良太との契約継続と、桜井が2023-24シーズン限りで現役引退を表明していることを発表した。

桜井は194cm89kgのスモールフォワード。前身のレラカムイ北海道が創設された2007年にトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)から加入。194cmの長身ながら抜群の身体能力、スキルを武器とする新時代を象徴する選手として日本代表でも長くプレーし、以来16年にわたりクラブの中心選手として活躍を続けてきた。今シーズンは52試合中14試合で先発を務め、平均9.21分プレーしている。

横田陽CEO はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。

「桜井選手はレバンガ北海道創立から昨季までの12シーズン、チームを代表する選手の一人として、コートに立ち続けてきました。時には勝負どころでフィニッシュを任せられる中心選手として活躍し、時にはゲームチェンジャーとして嫌な流れを断ち切るプレーで貢献し、ベンチからも常に声を出し味方を鼓舞するなど、様々な面からチームの勝利に貢献し続けてくれた選手であります。

今季がラストシーズンと覚悟を決めて臨むシーズンとなりますが、クラブとしてもチームとしても、勝利に欠かせないロスターの一人として、身体を張ったディフェンスやリバウンド、フロアバランスを見る目や記録には残らない泥臭いルーズボールへのダイブなど、局面で力を発揮し、チームを良い方向に導くベテランとしての存在そのものと活躍を期待しています」