写真=Getty Images

カリーとトンプソンの墓石クッキーも用意する悪ふざけも

現在のNBAにおける『顔』と呼ばれるレブロン・ジェームズとステファン・カリー。ポジションこそ違えど、ここ2年連続してNBAファイナルで激突したウォリアーズとキャバリアーズのエースは、メディアにこそ本音を明かさないが互いにバチバチと意識し合っているのは明らかだ。

12月25日にはクリスマスゲームで対戦したばかりの両選手だが、約2カ月前のハロウィーンパーティーで、ジェームズがカリーを強く意識する行為を取ったことが話題となっている。

『Basketball Insider』のアレックス・ケネディがTwitterに投稿した画像からは、ジェームズ家でのハロウィーンパーティーで、カリーとクレイ・トンプソンの墓石を模したクッキー、それから3-1で王手をかけながら逆転負けを喫したウォリアーズを嘲る装飾を施した悪ふざけの様子が分かる。

これに加えて、『ESPN』によれば、ジェームズ家の玄関には、カリーらしき人形が置かれ、パーティーに参加したゲストはその人形を踏みつけて家に入ったという。

まず強調しておきたいのは、この『踏み絵』行為の発案がジェームズ本人と決まったわけではないということ。ただ、ライバル関係をシニカルなジョークに変えた余興の一部だとしても、一線を越えてしまっているように思える。

この『レブロンの呪い』の影響からか、カリーはクリスマスゲームで7本中2本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール11本中4本の15得点に終わり、試合もカイリー・アービングに決勝点を決められ、108-109でキャブズに敗れた。