若くして新潟の主将を務めたアグレッシブな司令塔「一人の人間として成熟できるシーズンにしたい」
京都ハンナリーズは5月25日、新潟アルビレックスBBの澁田怜音を獲得したことを発表した。
澁田は175cm71kgのポイントガード。盛岡南高校時代に特別指定選手として岩手ビッグブルズでBリーグデビューを果たすと、2019-20シーズンからの2シーズンを佐賀バルーナーズでプレーした。2021-22シーズンは滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)で自身初となるB1でのプレーを経験。2022-23シーズンは新潟でキャプテンとしてプレーしていた。今シーズンはロスター入りした57試合中48試合で先発を務め、1試合平均記録としてプレータイム25分51秒、得点約6.4得点、3.1アシス、1.2リバウンドという数字を残し、攻守ともにアグレッシブなプレースタイルでチームを牽引した。
澁田はクラブを通じて以下のようにコメントしている。「まず初めに京都ハンナリーズでプレーする機会をいただいた松島社長はじめ、渡邉GM、ロイ・ラナコーチに心から感謝しています。僕の人生のモットーは『3ピース』です! 京都ハンナリーズに関わる全ての方々に優しさをもって誠心誠意バスケットに向き合いたいと思います! プロバスケット選手として、一人の人間として成熟できるシーズンにしたいと思います。共に登りましょう! 」
京都の松島鴻太代表取締役社長も、クラブを通じて澁田への期待を感じさせるコメントを発表。「新潟で若くしてキャプテンを務め、素晴らしい経験を積んだ澁田選手を京都ハンナリーズに迎え入れることができ、心より嬉しく思うと同時に、決断してくれた澁田選手に感謝の気持ちでいっぱいです。リーダーシップ溢れるプレー、バスケットボールに真摯に向き合う姿勢や彼の人間性は非常に定評があり、我々はクラブの更なる発展・躍進の為に彼を必要としています。必ずクラブに素晴らしい影響を与え、ウイニングカルチャーの構築に貢献してくれると確信しています。そして我々も澁田選手の更なるキャリアアップに貢献して参ります」