イメイ・ユドカ

昨シーズンにセルティックスをファイナルに導くも、規律違反で1年の出場停止処分に

ロケッツが新ヘッドコーチとして前セルティックスの指揮官、イメイ・ユドカとの契約同意に至ったと『ESPN』が報じた。

今シーズンのロケッツは22勝60敗と低迷。今のチームは若手を中心とした再建モードであるが、一方で3️年連続でリーグ下位に終わり、成績改善の兆しも見られていない。この現状を重く見た球団フロントは、この3年間で59勝177敗に終わったスティーブン・サイラスをシーズン終了後に解任した。そして後任候補として、今シーズンまでラプターズの指揮を執っていたニック・ナース、前レイカーズヘッドコーチのフランク・ボーゲルなども名前が挙がっていたが、ユドカを選択した。

ユドカは昨シーズン、ヘッドコーチ1年目でセルティックスをファイナルに導く見事な采配ぶりを披露したが、オフシーズンに女性スタッフとの不適切な関係が発覚し、規律違反としてチームから開幕直前になって1年間の職務停止処分が課せられた。セルティックスはこの予想外のトラブルの中、暫定ヘッドコーチに据えたジョー・マズーラの下で勝利を積み重ねていき、2月になると暫定の肩書きを外してマズーラを正式にヘッドコーチに任命した。

一方のユドカは処分を受けた数カ月後には、当時スティーブ・ナッシュを解任したネッツの新ヘッドコーチ候補に名前が挙がった(最終的にはジャック・ボーンが後任となる)。ユドカはコーチとしての能力を高く評価されており、新シーズンは新天地でヘッドコーチになるのが既定路線と見られていた。

45歳のユドカは現役時代にスパーズ、トレイルブレイザーズ、キングスなどでNBA通算316試合に出場し平均5.2得点、2.9リバウンドを記録。引退後は2012-13シーズンから7年間スパーズのアシスタントコーチを務め、その後セブンティシクサーズ、ネッツでアシスタントとして1年間在籍した後、セルティックスの指揮官に就任した。コート外の過ちでキャリアの危機に陥った彼が、ロケッツをどのように立て直し、自身の失地回復も果たすのか注目だ。