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降格回避の滋賀と地区優勝を目指す横浜BC、どちらの思いが上回るか?

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広島ドラゴンフライズ(33勝12敗/西3位)vs京都ハンナリーズ(16勝29敗/西7位)
前節は富山グラウジーズを相手に2試合とも後半で勝負強さを見せて連勝した広島。辻直人や上澤俊喜の活躍も目立っただけに今節も日本人選手の3ポイントシュートに注目したい。リバウンドで苦しんでいる京都に対してカイ・ソットを中心にどれだけアドバンテージが取れるかどうかが鍵となる。3月15に行われた前回対戦時は勝利したものの、終盤に追い上げを受けて残り1分37秒で同点とされただけに気を引き締めて臨みたい。

現在6連敗中ながら試合内容としては決して悪くない京都。前節も地区首位の島根スサノオマジックに対して序盤からリードを奪う展開だったが惜しくも連敗となった。今節はビッグラインアップを敷いてくる広島をどう攻略できるかがポイントとなる。得点を期待されるジェロード・ユトフとマシュー・ライトがしっかりと得点できているので、各々が役割を全うする形でぶつかっていきたい。前節にアシストを量産した久保田義章のプレーメークにも期待だ。

秋田ノーザンハピネッツ(23勝22敗/東4位)vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(32勝13敗/西4位)
前節の秋田は激しいディフェンスとトランジションで群馬と渡り合い1勝1敗と星を分けた。伊藤駿、中山拓哉、長谷川暢のバックコート陣が要所で得点に絡む働きをしていたため、今節も期待したいところ。チームとして3ポイントシュートも好調だったため、堅いディフェンスの名古屋D相手にも成功率をキープしていきたい。名古屋Dはファストブレイクでの失点割合が高いため、秋田はアグレッシブなディフェンスからリズム良くオフェンスに切り替えられるかが鍵となる。

欠場者が多い苦しい状況ながらも連勝を続けている名古屋D。その中で伊藤達哉が復帰したのは明るい話題だ。さらに3月から加入したアラン・ウィリアムズがここにきて本領発揮と言える活躍でチームを支えている。秋田はペイント内での失点割合が高いチームのため、インサイドでアドバンテージをしっかり取っていきたい。欠場者がいても変わらぬ強度を誇るディフェンス力で、どれだけ秋田のフィールドゴール成功率を落とさせるかにも注目だ。

滋賀レイクス(9勝36敗/西8位)vs横浜ビー・コルセアーズ(28勝17敗/中2位)
前節サンロッカーズ渋谷に連勝して、直近5試合を4勝とし降格圏から脱出した滋賀。しかし、1試合の結果ですぐにひっくり返される状況ではあるため、勝ち星を伸ばしていきたい。前節はケガで苦しんでいたキーファー・ラベナがキレのある動きと気持ちの入ったプレーで先発起用の期待に応えた。今節は横浜BCのエース河村勇輝をいかに封じるかがポイントになる。走れる外国籍選手とテーブス海でどれだけ速い展開を作れるかに注目だ。

前節の横浜BCは信州ブレイブウォリアーズに連勝。SR渋谷も連敗だったためゲーム差を広げて、初のチャンピオンシップ進出が近づいた。滋賀は前節にオフェンスリバウンドを多く獲得していたため、チャールズ・ジャクソンがどれだけインサイドで仕事ができるかが鍵となる。滋賀に流れを渡さないためにも、ターンオーバーに注意し、良い形でオフェンスを終わらせたいところだ。まずはチーム一丸のディフェンスで奮闘し、リズムをつかみたい。

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仙台89ERS(15勝30敗/東6位)vsファイティングイーグルス名古屋(20勝25敗/西5位)
千葉ジェッツ撃破を経て前節の琉球ゴールデンキングス戦でも仙台らしいバスケを体現した。惜しくも接戦の末に敗れはしたものの力があることは示しているため、今節は結果に繋げられるか注目だ。今節もまずは持ち前のエナジー溢れるディフェンスを発揮して、FE名古屋の速い展開を阻止したいところ。ラショーン・トーマスのコンディションも万全と見え、青木保憲や小林遥太のガード陣も積極的なプレーをしており、前節の悔しさを晴らす奮闘を見せて欲しい。

前節のFE名古屋はディフェンス面での脆さが目立ち、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連敗。第1戦では野﨑零也と中村浩陸が2桁得点と外国籍に偏らないオフェンスができていたため、今節も日本人選手が得点に絡めるか注目だ。第2戦は序盤からオフェンスも滞ったため、今節は出だしからしっかりと主導権を握りたい。仙台のスローペースに付き合わずに、いかに速い展開が作れるかが鍵となる。5試合続けて10得点に満たないアンドリュー・ランダルの復調にも期待したいところだ。

茨城ロボッツ(15勝30敗/東7位)vs信州ブレイブウォリアーズ(20勝25敗/中4位)
前節は川崎ブレイブサンダースに善戦しながら惜しくも連敗となった茨城。上位チームとの試合が続いて5連敗になっているが、接戦が多く力があることは示している。川崎戦ではオフェンスリバウンドで圧倒したものの、タフショットにさせられる場面も多くフィールドゴール成功率が上がらなかった。ディフェンスの堅い信州を相手にどれだけ良い形を作っていけるかが鍵となるだろう。日替わりで得点を取れている選手が複数いるため、今節も大当たりとなる選手が出てくることに期待したい。

前節はリードする展開を作りながらも最終的には横浜BCに連敗を喫した信州。しかし、持ち前のディフェンス強度で横浜BCのオフェンスを停滞させる時間帯も作っていたため、今節も40分間を通じて茨城の猛攻を抑えられるかが鍵となる。特に茨城はフリースロー成功率が高いチームのため、不用意なファウルは致命傷になりかねない。オフェンス面では前節に目立ったターンオーバーの修正が急務であり、セットプレーを的確に遂行できるか注目だ。

宇都宮ブレックス(23勝22敗/東5位)vsサンロッカーズ渋谷(21勝24敗/中3位)
前節の宇都宮は三遠ネオフェニックスに快勝した第1戦と打って変わって、第2戦ではフィールドゴール成功率が上がらずに惜敗した。勝利した第1戦は3ポイントシュート成功率が高く、オフェンスリバウンドも獲得できていたため、今節も同様のパフォーマンスが求められる。前節欠場したジョシュ・スコットの出場は不透明ではあるが、全員で宇都宮らしいディフェンス強度を保って40分間戦い抜けるかに注目だ。特にSR渋谷を波に乗せてしまうセカンドチャンスポイントやターンオーバーからの失点には注意したいところだ。

前節のSR渋谷は主力である小島元基、ジェームズ・マイケル・マカドゥ、石井講祐の欠場も響き、滋賀に手痛い連敗を喫した。2試合続けて3ポイントシュート成功率が20%台と低迷しているため、3ポイントシュートをしっかり守ってくる宇都宮を相手にどれだけ高確率で決められるか注目だ。ライアン・ケリーはフィールド成功率も高く好調だが、ケリーに頼りすぎずに全員で得点を取りに行く姿勢を見せたい。激しいディフェンスでいかに宇都宮のリズムを狂わせるかも勝負の鍵を握る。

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