この事実に感動したウェイドはツイッターで喜びを表現。
先日、57歳の若さで急逝した人気歌手のプリンスが、以前ラジオインタビューでお気に入りのバスケットボール選手にヒートのドゥエイン・ウェイドをあげていたことが分かった。
2012年、オーストラリアのラジオ番組にモデルのダマリス・ルイスが出演した際、番組が進行する中でプリンスに突然電話をかけ、強引にインタビューを取り付けた。どうやら寝ていたらしいプリンスだったが、起きたばかりにもかかわらずルイスの質問に答え、話題がバスケットボールに及ぶと「お気に入りの選手はドゥエイン・ウェイド。でも、好きなチームはサンダーなんだ」と、話した。
当時のラジオ番組がYouTubeで公開され、それを見たウェイドは、一連のツィートで喜びを表現している。
I know I have fans and lots of supporters around the world but hearing Prince say those words was an ultimate compliment.. #Honored
— DWade (@DwyaneWade) May 2, 2016
「ダマリス・ルイスがプリンスに突然電話をかけて成立させたインタビューを聞いた。あのプリンスにだよ!! でも、皆が想像するように泣いていたわけではない」
「彼が僕の名前を出して、『お気に入りの選手』と言ってくれたのを聞いたときは、あらゆる感情が芽生えた。誰の人生にどういう影響を与えるかなんて、分からないものさ」
「僕にはたくさんのファンが世界中にいる。でも、プリンスに『お気に入りの選手』と言ってもらえたことは、最高の賛辞だ」
ウェイドと同様に、サンダーの感情も高ぶっていることだろう。
ウェイドとサンダーはいずれもプレーオフ準決勝を戦っている。ウェイドが所属するヒートは東カンファレンス準決勝第1戦でラプターズに勝利した。サンダーはスパーズとの西カンファレンス準決勝2戦で薄氷の勝利を掴み、対戦成績を1勝1敗のイーブンに戻している。あまりにも早く旅立ったプリンスだが、今頃お気に入りのウェイドとサンダーの戦いを、ゆっくり見てくれているのかもしれない。