ウインターカップ

岐阜女子の前に散ったインターハイ準優勝の大阪薫英

12月26日、ウインターカップ女子は準々決勝の4試合が行われた。

京都精華学園vs東京成徳大学はイゾジェ・ウチェが31得点17リバウンド4ブロックのハイパフォーマンスを見せ、後半を51-21と圧倒した京都精華が39点差の快勝を収めた。前回大会は準優勝し、今年のインターハイを制した優勝候補が順調にメインコートの切符を手に入れた。

東海大学付属諏訪vs東海大学付属福岡の一戦は最終クォーターを25-10とし、勝負強さを発揮した東海大学付属福岡が93-67で勝利した。ゴール下を支配したファール ・アミナタは30本中27本のフィールドゴールを成功させ、57得点と大爆発。目標のベスト8を達成し、桜花学園から劇的な逆転勝利を収めた勢いはとどまるところがない。

札幌山の手vs千葉経済大学附属は前半で12点のリードを奪った札幌山の手が主導権を握り続け、92-76で勝利した。岡井遥香がゲームハイの32得点を挙げ、エースの森岡ほのかも18得点を記録と、ホットラインが機能。4試合連続での100点ゲームとはならなかったが、その高いオフェンス力を見せつけた。

岐阜女子vs大阪薫英女学院の一戦は、高さvsスピードの構図となり、1ポゼッション差を争う激闘となったが、高さで上回った岐阜女子が69-66で勝利した。大阪薫英の都野七海はチームハイの24得点を挙げたが、残り3分半にファウルアウトとなり、「自分のせいで負けてしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、己を責めた。

4日目試合結果
京都精華学園84-45東京成徳大学
東海大学付属諏訪67-93東海大学付属福岡
札幌山の手92-76千葉経済
岐阜女子69-66大阪薫英女学院

準決勝(12月27日)
京都精華学園vs東海大学付属福岡
札幌山の手vs岐阜女子