Bリーグオールスターゲーム初出場ながらキャプテンも務める
本日、『ドットエスティB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO』の概要が発表された。そして、スターティングメンバーに選ばれた10名がオンライン会見に対応し、オールスターへの意気込みを語った。
オールスターゲーム初出場ながら過去最多の177084 票を獲得し、『B.BLACK』のキャプテンを務めることになった横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝は「たくさんの方に投票してもらって感謝の気持ちでいっぱいですし、またとない素晴らしいこの機会を皆さんに楽しんでもらえるように、僕ができることを精一杯頑張っていきたいです」とオールスター選出への思いを語った。
オールスターゲームでは普段はライバルとして戦っている選手とチームメートになって華やかなプレーを披露したり、公式戦ではなかなかできないような魅せるプレーで会場を沸かす選手もいる。しかし、河村は「どんなプレーを披露したいか?」と問われると、「本当に身体能力がある華々しいプレーができるわけではないので、どういったところで魅せるかは難しいです」と謙遜し、こう続けた。「楽しみながらもありますけど、本気でやっている姿も心を動かすものがあると自分は思っているので、流れや雰囲気はあると思いますが僕は全力でやっている姿をお見せできればいいかなと思います」
また、河村は「自分の良さは全力でやらないと伝わらないプレースタイルです」と言うと、「なかなか本気というか全力でプレーをできないというか、そういった雰囲気は自分としては難しいところだと思うので、見せ場を作れればいいなとは思います」と、不安を口にした。
河村はエンタメ要素が強い球宴への不安を語ったが、同じく『B.BLACK』の篠山竜青は、「次のBリーグの顔になる選手の一人だと思うので、シンプルに河村選手とプレーできることはすごく楽しみです」と胸を弾ませた。また、これまでに何度もオールスターゲームに出場してきた篠山は「(河村がいることで)展開の速い、中だるみが少ない試合をお届けできるような気がしています」と、エンタメはもちろん、ファンが楽しめるような『ゲーム内容』への期待も語った。
オールスターゲームは新型コロナウイルスの影響により、ここ2年間は開催中止となっていた。2大会連続2回目の選出ながら、初めてオールスターの舞台でプレーする琉球ゴールデンキングスのジャック・クーリーは「去年も選出してもらいましたが中止になったので、今年はプレーできることを楽しみにしています」と開催を喜んだ。琉球のチームメート、今村佳太も「前回と違って今回は投票で選出してもらって本当にうれしいので、みなさんを楽しませるようなプレーをできたらと思います」と続けた。
そして、4大会連続4回目の選出となり、前回大会優勝者としてダンクコンテストにも出場するアルバルク東京のセバスチャン・サイズは、「いろんなダンクを考えている最中です」と手の内を明かさなかったが、「ファンの皆さんがワッと驚くようなダンクをして、喜んでいただけることが一番良いと思う」と期待を持たせてくれた。
・スターティングファイブ(ファン投票)
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ):初選出
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース):6大会連続6回目
セバスチャン・サイズ(アルバルク東京):4大会連続4回目
ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス):2大会連続2回目
今村佳太(琉球ゴールデンキングス):初選出
・リーグ推薦選手
藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース):2大会連続3回目
ライアン・ロシター(アルバルク東京):5大会連続6回目
張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ):2大会連続6回目
平尾充庸(茨城ロボッツ):2大会ぶり2回目
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷):3大会連続4回目
ジョシュア・スミス(富山グラウジーズ):初選出
熊谷航(信州ブレイブウォリアーズ):初選出
・On Fire投票 byバスケットLIVE
大塚裕土(アルティーリ千葉):3大会ぶり4回目
【ヘッドコーチ】
桶谷大(琉球ゴールデンキングス):2大会連続2回目