ジミー・バトラー

「本来であればすぐに修正できることも今はできていない」

現地11月10日に行われたヒートvsホーネッツの一戦は、オーバータイムの末にヒートが117-112で勝利した。

この試合は両チームともに波のある内容となった。ヒートは5点リードで迎えた第2クォーターの開始約7分間を15-5と圧倒し、リードを拡大したが、ケリー・ウーブレイJr.の連続3ポイントシュートなどを食らい3点差まで迫られた。ホーネッツの反撃を度々喰らうも12点リード(85-73)で最終クォーターを迎えたヒートだったが、6-19のランを浴びて逆転を許しオーバータイムに持ち込まれた。

上記のように最終クォーターでもホーネッツの猛攻を食らったヒートだが、ここでチームを牽引したのがエースのジミー・バトラーだ。第4クォーター残り約3分の時点で96-100とビハインドを背負っていたが、ここからバトラーが一人で連続8得点を挙げて延長へ希望を繋いだ。勝利の立役者となったバトラーはフィールドゴール19本中11本成功のシーズンハイとなる35得点と10リバウンド8アシストのトリプル・ダブル級の活躍を見せた。

ヒートの指揮官エリック・スポールストラは、負ければ今シーズン初の3連敗となる試合を接戦の末勝ち切り、「精神的にも感情的にも大事な試合だったし、大きな勝利だった」と選手を称えた。

しかし、試合中盤で奪ったリードをさらに広げることができていれば、延長までもつれずに勝つことができたはずだ。また、ヒートはタイラー・ヒーローが欠場したとはいえ、ホーネッツは今シーズンいまだ出場がないラメロ・ボールに加え、コディ・マーティンとゴードン・ヘイワードも欠場と、言わば格下を相手に苦戦を強いられた。

そして、この試合は勝利したが、ヒートはここまで5勝7敗と黒星が先行し、東カンファレンス11位となかなか波に乗り切れていない。バトラーはその要因の一つとして「ディフェンスがあるべきレベルでできていない」と反省した。「悪いことばかりではないんだ。ただ、ミスが多いし、ミスコミュニケーションも起きている。本来であればすぐに修正できることも、今はできていない。ここを改善して上手くいけば、僕たちはすぐに勝ちを積み重ねることができるようになる」

バトラーが言うようにディフェンスを本来あるべきレベルに戻すことができれば、優勝候補に挙がる『強い』ヒートが帰ってくるはずだ。