両者とも処分を受け入れ、ファンに謝罪するコメントを発表
11月27日に行われた京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズで暴力行為により退場となった、滋賀のデイビッド・ウィーバー、京都の佐藤託矢に、それぞれ『1試合の出場停止と罰金5万円』の処分が下った。
問題が起きたのは第2クォーター途中、京都の川嶋勇人がミドルシュートを狙った場面で、そのリバウンドを狙いゴール下でポジション争いを繰り広げていたウィーバーと佐藤のもみ合いが乱闘に発展。両チームの選手と審判に制しされ、退場処分となっていた。
滋賀のウィーバーは次のようなコメントを発表し、ファンやチームメートに謝罪している。
「バスケットボールはとても感情的で、肉体的で、とても激しいゲームです。これらすべての要素が重なると、対処がとても困難なことが時おりあります。ファンの皆様やチームメートをがっかりさせる結果となり、大変申し訳ございませんでした」
「チームメートが戦場で戦う中、ただ見ているだけで勝負に勝つ手助けができないということ、これほど私にとって辛いことはありません。私はプレーする時、勇気とプロ意識と誠意を見せられるように努めていますが、残念ながら今日のそれらに対する私の姿勢は歪んでしまいました。これに関して本当に申し訳ないと思っています」
佐藤もクラブを通して謝罪のコメントを発表している。
「今回試合中に退場処分となり、折角ご観戦いただました両チームのファンの方、私、チームを応援いただいている多くのファン、スポンサーの皆さま方にお詫びいたします」
「今回の退場処分につきましては自分のプレーを冷静に振り返り、常にベストのパフォーマンスを多くのバスケットファンの皆様に観ていただけるよう今後も熱意を持って京都ハンナリーズのために全力を尽くしたいと思いますので引き続き応援を宜しくお願いいたします」
出場停止処分を受けて、ウィーバーは12月3日の新潟アルビレックスBBとの試合で、佐藤も同じく12月3日の秋田ノーザンハピネッツとの試合で、出場できないだけでなくチームとの接触自体が禁じられる。