ペリンカ

2020年のNBA制覇以降、2年続けて成績ダウンの中でも契約を更新

レイカーズがバスケットボール部門代表を務めるロブ・ペリンカと2026年までの契約延長に合意したと『Yahoo Sports』が伝えている。これは今オフ、新ヘッドコーチに就任したダービン・ハムと結んだ契約の終了年と同じだ。

52歳のペリンカは、コービー・ブライアントなどの代理人としてNBAの世界で知名度を高めていくと、2007年にGMとしてレイカーズに加入し、2020年からバスケットボール部門のトップを担っている。ペリンカの下、レイカーズは2018-19シーズンにレブロン・ジェームズを獲得し、その後アンソニー・デイビスも獲得してチーム力を向上させると、『バブル』で開催された2019-20シーズンには、2010年以来となるNBAチャンピオンに輝いた。

しかし、翌2021-22シーズンはプレーオフ1回戦で敗退。そして、昨シーズンは開幕前にラッセル・ウェストブルックをトレードで獲得するなどテコ入れを行ったが、デイビスがわずか40試合の出場、レブロンも56試合の出場に留まるなど、シーズンを通して故障者に苦しめられた。その結果、33勝49敗と低迷しプレーオフ進出すら逃した。

今オフはハムの招聘、トレードでパトリック・ベバリーを獲得して立て直しを図っている。それでも、2020年のNBA制覇以降は2シーズン続けて下降線を描いている中での契約延長となっており、レイカーズ経営陣の選択には少なからず驚きの声もある。