八村塁

NBA4年目のシーズンがスタート「チームにとっても大事な存在になってきた」

『NBAジャパンゲームズ2022』でウィザーズとウォリアーズが今日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで対戦する。この試合を控えてウィザーズの八村塁が取材に応じ「ウィザーズとして日本で試合ができるのが楽しみだし、日本の皆さんの前でプレーするのも何年かぶりなので楽しみ」と語った。

日本での試合については、彼がドラフトされた時期からずっと話はあったが、新型コロナウイルスのパンデミックもありなかなか実現しなかったそうだ。「僕も楽しみにしていますし、チームメートと一緒に来ることができて良かった」と八村は言う。

2019年のNBAドラフトでウィザーズに指名されてから常に主力としてプレーしている八村は、4年目のシーズンを迎える。「チームにとっても大事な存在になってきた。チームから言われたことはもちろん、オフェンスでもディフェンスでもリバウンドでも、いろんなところで活躍できたら」と抱負を語る。

チーム始動の日の会見で八村は「初めてのオフシーズンを過ごした」と語っている。「日本ではオフシーズンという概念がなくて、1年間ずっとプレーする感じなので、子供の頃からずっとプレーし続けてきた。今回は僕にとって初めてのオフで、自分を見つめ直すことができ、トレーニングもしっかりできた。新シーズンに向けて良い準備ができたと思う」

そして昨日、多くのメディアに囲まれた八村は「僕にとって今年が初めての通常通りのシーズン。体調もメンタルもしっかり見ながらやっていくことが82試合のレギュラーシーズンを送るカギなので、集中してやっていきたい」と語った。

『NBAジャパンゲームズ2022』は今日19時にティップオフ。明日はサタデーナイトと題されたイベントが行われ、10月2日の14時から第2戦が行われる。

「ジャパンゲームは昔もあったと思いますが、僕がいることでNBAが近くに感じられると思います。子供たちや今NBAを目指している人たちにとっては、すごく良い機会になると思います」。そう語る八村の『ホームゲーム』での素晴らしいパフォーマンスに期待したい。