昨シーズンまで7年連続で平均20得点以上をマーク

ペリカンズのCJ・マッカラムが2年6,400万ドル(約91億7,600万円)で契約延長に合意したと『ESPN』が報じている。昨シーズン途中、ブレイザーズからトレードで加入したマッカラムは、ペリカンズで26試合に出場し、平均24.3得点、5.8アシスト、4.5リバウンドを記録。チームの2018年以来となるプレーオフ出場に大きく貢献した。

今回の契約延長により、ペリカンズとマッカラムの契約は今シーズンから4年間で総額1億3300万ドル(約190億7,000万円)となる。そして今オフ、同じく契約延長を結んだザイオン・ウィリアムソンにブランドン・イングラムと、チームの要となる3選手を少なくとも2024-25シーズンまでキープできることになった。

31歳のマッカラムは、プロ3年目の2015-16シーズンから昨シーズンまで7年連続で平均20得点以上をマーク。『ESPN Stats』によると、最低30試合以上の出場でこの記録を達成しているのは他にアンソニー・デイビス、デマー・デローザン、レブロン・ジェームズ・ポール・ジョージ、ジェームズ・ハーデンしかいない。

その安定感のある得点力に加え、キャリア通算でプレーオフに63試合出場と他のメンバーにはない豊富な経験を持つマッカラムには、チームリーダーとして若手を牽引する役割でも大きな期待がかかる。また、コート外に目を向けるとNBA選手会会長として、リーグ側との労使協定における様々な交渉の中心を担っていく。