写真=野口岳彦
「リハビリに専念すればシーズン中の復帰は間違いない」
千葉ジェッツの小野龍猛が長期離脱となることが発表された。10月13日の三遠ネオフェニックス戦で負傷し、その後も経過を見ながらプレーしてきたが、24日のレバンガ北海道戦を欠場。痛みが引かないために再検査を実施したところ、右手の舟状骨骨折が判明。全治2~3カ月となる。
小野は次のようなコメントを発表している。「開幕から徐々にチームの調子も上がってきたタイミングで戦線を離脱しなくてはならず残念です。手術も無事に成功し、リハビリに専念すればシーズン中の復帰は間違いないのでコンディションを落とさず、すぐに復帰できるように準備していきます。また、キャプテンとしてプレイ以外の部分でもチームを引っ張っていきたいと思いますので、引き続き熱いご声援よろしくお願いいたします」
生え抜きの石井講祐と同じく、千葉で6度目の開幕を迎えた小野は、キャプテンとしてチームの精神的な柱となっていた。また得意とするポストプレーや3ポイントシュートは千葉のトランジションバスケットにおいて貴重なアクセントとなっていただけに、長期離脱は大きな痛手となる。
小野個人としても、開幕前に「昨シーズン以上に充実したオフを過ごせて開幕を迎えられる」と語っていただけに、この時期の離脱は無念だろう。それでも小野が欠場した24日のレバンガ北海道との試合には110-78で大勝している。
キャプテン不在をチームとしていかにカバーできるか、千葉にとっては早くも正念場が訪れた。