日本代表

渡邊雄太「ジョーダンブランドを付ける以上、不甲斐ないプレーはできない」

日本バスケットボール協会(JBA)は今日、日本代表チームの新たなニックネームを『AKATSUKI JAPAN』に変更したことを発表した。

今までの『AKATSUKI FIVE』から、5人制、3人制、男子、女子の様々なカテゴリーの日本代表チームのニックネームを『AKATSUKI JAPAN』に統一。『暁』は日の丸にも通じる日本を象徴するモチーフであり、世界に挑戦する日本代表に『日の出の勢い』をもたらすという意味が込められている。また、世界に挑戦するチームを分け隔てなく、心を一つにして応援してほしいという思いも込められているとのこと。

そして、新たなスタートを切る『AKATSUKI JAPAN』の新ユニフォームサプライヤーとして、ジョーダンブランドとパートナーシップを締結したことも発表した。ジョーダンブランドがサポートをする協会は、アジアでは日本が初めてで、世界の代表チームとしてもフランス、クロアチア、スロベニアに続く、4カ国目となる。

会見にはJBAの三屋裕子会長と、男子日本代表候補の渡邊雄太、女子日本代表候補の髙田真希、3×3男子日本代表候補の落合知也、3×3女子日本代表候補の永田萌絵が参加した。三屋会長は、東京オリンピックを終え「さらなる飛躍を遂げるべく、このタイミングで日本バスケットボールの愛称を新たにすることにいたしました」とコメントし、こう強い思いを続けた。「日本代表の誇りと覚悟を持って世界と戦っていく、そういった意味合いを強く打ち出していきたい。『バスケで日本を元気に』、このモットーを実現すべく、日本社会に日の出の勢いをもたらす存在でありたいです」

ジョーダンブランドの新ユニフォームを身に纏った渡邊は「光栄の一言」と思いを語る。「これを付ける以上、不甲斐ないプレーはできない思いですし、ありがたく思います。世界で見てもジョーダンブランドをロゴとしてプレーできる国が少ない中でやれるのは、本当に光栄なことなので頑張っていきたいです」

髙田も「ジョーダンファミリーとしてユニフォームを身に纏うことができてうれしく思います」と言うと、「オリンピックの時のナイキのロゴもうれしかったですが、東京オリンピックで対戦したフランス代表がジョーダンマークを付けていてちょっと羨ましかったのでうれしいです」と語り、会場を沸かせた。

この新ユニフォームは8月11日から仙台で行われる男子日本代表、女子日本代表チームの強化試合から着用する。