保証金額640万ドルはドラフト1巡目18位から30位の選手より高額
ペイサーズがドラフト2巡目全体31位指名のアンドリュー・ネムハードと4年860万ドル(約11億8,200万円)の契約を結んだことが分かった。
『ESPN』によると、この契約は最初の3年間の640万ドル(8億8,000万円)が保証されていて、これは大学出身の2巡目指名選手のルーキー契約では過去最大の金額となる。そして、この保証金額は今年のドラフト1巡目全体18位から30位の選手より高額と破格の内容だ。
196cmの大型ポイントガードであるネムハードは昨シーズン、ゴンザガ大で全32試合に出場し、平均11.8得点、5.8アシスト、3.4リバウンドを記録。また、サマーリーグでは5試合に出場し平均6.6得点、5.0アシストとスタッツ自体に際立ったものはなかったが、ペイサーズ首脳陣はドラフト2巡目指名選手として歴史に残る金額を提示した。
ちなみにペイサーズの指揮官リック・カーライルはドラフト終了後の会見で、ネムハードについて次のように評価していた。「これまで私は何人もの偉大なポイントガードと一緒に仕事をする特権を得てきた。ジェイソン・キッドとはマーベリックスで優勝し、そのチームにはJJ・バレアもいた。ジェイソン・テリーはスコアリングガードからポイントガードに転向した。アンドリューはいくつかの部分で彼らのような資質が備わっている。彼のサイズに加え、技術だけでなく精神面でも試合をコントールできるプレーメーカーとしての能力を気に入っている」
ペイサーズの司令塔には、昨シーズン途中にトレードで獲得したエースのタイリース・ハリバートンがいるが、ネムハードは控えとして1年目からローテーション入りを期待されている。