写真=Getty Images

『NBAの悪役たち』と自分たちの存在を皮肉り、結束を強める

ウォリアーズの面々が、オフの日にステファン・カリーの自宅でパーティーを開催した。『バットマン』に登場するジョーカーなど、アメコミの人気悪役を意味する『Super Villains』。風船で形作られたこのメッセージで飾られたカリー家の中庭に、選手たちが集結している写真がドローンで撮影され、ドレイモンド・グリーンによりInstagramに投稿された。

Gang Gang Gang @javalemcgee @stephencurry30 @klaythompson @andre @andersonvarejao18 @pmccaw0 #KD @zazapachulia

Draymond Greenさん(@money23green)が投稿した写真 –

『San Jose Mercury News』の記者、アンソニー・スレーターは、このパーティーに関する質問にヘッドコーチのスティーブ・カーが答えた動画をTwitterに投稿。

カーは、「ステフのアイディアで、彼の自宅でチームを集めてパーティーを開いた」と語った。

「このチームはすごく仲が良くて、家族に近い関係を築いている。皆がオフの日に集まって、バスケットボール以外のことを一緒にやって時間を過ごすのはとても素晴らしい。ステフが親睦を深めるのにパーティーを開催したのは非常に良いアイデアだと思うよ」

昨シーズンに73勝9敗を記録しNBA年間最多勝利記録を更新したウォリアーズは、ファイナルで3勝1敗と王手をかけながらキャバリアーズに敗れた。今オフにはフリーエージェントとなったケビン・デュラントを獲得して『スーパーチーム』を結成し、大半のファンから『ヒール』扱いを受けている。そんな世間の声を主役級である最高の悪役を意味する『Super Villains』と形容したカリーのセンスの良さが光る一幕だ。