ともにスターティングメンバーとしてチームを引っ張る
シーホース三河は今日、西田優大、シェーファー・アヴィ幸樹との契約継続を発表した。
現在23歳の西田は、190cm90kgのシューティングガード。福岡大学附属大濠から東海大に進学し、大学4年時にはチームのインカレ優勝に貢献して、最優秀選手賞にも選ばれた。大学3年時には特別指定選手として名古屋ダイヤモンドドルフィンズでプレーし、昨シーズンはインカレ終了後に新潟アルビレックスBBとプロ契約を結び28試合に出場した。そして、今シーズンから三河に加入した。8シーズンに渡り得点源として活躍してきた金丸晃輔が退団したことにより、西田は新エースとしてチームを牽引。今シーズンは53試合すべてで先発を務め、平均プレータイム28.3分で平均11.6得点、1.9リバウンド、2.6アシストを記録している。ディフェンスに定評があり、『3&D』プレーヤーとして高い評価を得ているが、クリエイトもできる万能選手だ。2月に行われたワールドカップ予選Window2でのチャイニーズ・タイペイ戦ではチーム最年少ながらゲームハイの27得点を記録し、トム・ホーバス体制となった男子日本代表の初勝利の立役者となった。
西田はクラブを通じて、次のコメントを発表している。「今シーズンは新しいチャレンジも増えました。日の丸を背負って戦うこともできました。自覚と責任を持って、これからもチームそして代表活動でももっと高い景色を目指して努力し続けます。来シーズンはチャンピオンシップにいきます。皆さん共に戦いましょう! 熱い青援よろしくお願いします!」
現在24歳のシェーファーは、206cm106kgのパワーフォワード兼センター。2019年夏にプレータイムを求めてアルバルク東京から滋賀レイクスターズへレンタル移籍して試合経験を積み、2020年夏に三河に移籍した。三河での2年目となった今シーズンは53試合すべてに先発出場し、平均プレータイム26.5分で8.0得点、5.4リバウンド、1.2アシストを記録。206cmのサイズながら速攻では先頭を走ることができ、3ポイントシュートも打つことができるビッグマンだ。また、強靭なフィジカルでスクリーンやリバウンドなど泥臭い仕事をこなすこともでき、スタッツには表れない部分での貢献度も高い。
シェーファーはクラブを通じて「来シーズンまでに、成長してウィングアリーナ刈谷に、帰ってきます! 昨シーズンの悔しさを来シーズンにぶつけて改めて全力三河で頑張りましょう! 皆さんとお会いするのを楽しみにしています!」とコメントを発表している。