「パワーポジションがうまく取れない」、「股関節をより自由自在に動かせるようになりたい」。今回はそんな選手に必見のエクササイズです。上半身と下半身を繋ぐ役割の骨盤周りには多くの筋肉があり、様々な動きがここに関係しています。何事にも基本が大事。トレーニング初心者~上級者まで、ウォーミングアップとしてぜひお試しください。

【トレーニングは各10回ずつ】

1.骨盤の前後運動
バランスボール(以下BB)に浅めに座り胸を張ります。ボールを前後に転がし骨盤を動かします。前に動かす時は、お腹を引っ込める意識で行います。

2.骨盤の左右運動
BBに座り、お尻を横に動かすようにボールを転がします。上半身はできるだけ動かないように注意しましょう。

3.骨盤の回旋運動
BBに座り、ボールで円を書くように動きます。その際に前後・左右の動きを一緒に行うイメージでやりましょう。できるだけ大きく動かします。

4.骨盤の上下運動(両足)
BBに弾むように乗ります。背中が丸くならないように注意しながら、バウンドしていきましょう。

5.骨盤の上下運動(片足)
4で行ったエクササイズの片足バージョンです。片足の状態でボールに弾むように乗ります。少しずつバウンドを大きくしていきましょう。

ベストコンディションジムは2004年に福岡市中央区にオープンして以来、アスリート専用トレーニングジムとして多くのアスリートにプログラムを提供してきた。代表の窪田はリオオリンピックでバスケットボール女子日本代表のストレングスコーチを務めるなど、バスケットボールとの関わりは深い。最近はオンラインでのトレーニング指導『宅トレ』の普及に力を入れている。⇒http://best-condition.com/