バトラーはビクター・オラディポを称賛「彼はプロ中のプロ」
現地4月24日に行われたヒートとホークスによるプレーオフファーストラウンド第4戦は、ジミー・バトラーが36得点10リバウンド4アシスト4スティールでチームを引っ張ったヒートが110-86で勝利した。
司令塔のカイル・ラウリーがハムストリングの負傷により欠場したが、ヒートは第2クォーターを30-15と圧倒してリードを広げ、シリーズ3勝目をマークした。第2クォーターだけで13得点を記録したバトラーは「チームのみんなから『アグレッシブにプレーしろ』、『もっとシュートを打て』と言われたんだ。今日は良い勝ち方だったけど、あと1勝しないといけない」と試合を振り返った。
この試合ではビクター・オラディポがヒートの選手として初めてプレーオフに出場した。オラディポはベンチから23分プレーし、6得点8リバウンド4アシストを挙げ、出場時間帯の得失点差を表すプラスマイナスも+28だった。オラディポは「まだリズムをつかもうとしている段階だし、自分の中ではリハビリ期間だと思っている」と、久々のポストシーズン出場について話した。
それでも、バトラーは「感心したというより、彼ならこれくらいできる」とオラディポを称えた。「例えば彼がハンバーガーばかり食べるような選手で、いきなり試合に出てこれだけのパフォーマンスをしたら驚くけど、そうじゃない。身体をケアして、チームのみんなと同じように対戦相手の試合映像分析にも力を入れて、努力している姿をずっと見てきた。彼はプロ中のプロ。プレーオフの試合に出場するのに相応しい選手だよ」
また、この日はPJ・タッカーをセンターに起用するスモールラインナップが効果的だった。バトラーは「ウチのロスターには、武器が揃っている」と言う。「点を取れる選手も、守備で相手を抑えられる選手も揃っている。僕でもバム(アデバヨ)でも『オフナイト』になったとしても、誰かが穴を埋めてくれる。それをシーズン通してやってきたし、全員がこの時期に最高のバスケットボールをプレーしている」
フィールドゴール11本中3本のわずか9得点に抑えられたホークスのトレイ・ヤングは「相手のプレーが素晴らしくて、ペイントに入っていけなかった」とヒートのディフェンスを称えた。「相手を称えないといけない。どうすればオープンになれるかを理解して、もっと良いプレーをしないといけない。そうすれば、チームメートや自分のプレーを生み出せる」