CJ・マッカラム

マッカラム「僕らの未来には多くの勝利が待っている」

現地4月13日、ペリカンズ(9位)とスパーズ(10位)によるプレーイン・トーナメントは、CJ・マッカラムが32得点中27得点を前半に固めて主導権を握り、その勢いを引き継いだブランドン・イングラムが27得点を挙げたペリカンズが113-103で勝利した。

プレーオフで56試合の経験を持つマッカラムは、若いチームメートを落ち着かせる存在感を示した。ヘッドコーチのウィリー・グリーンも「彼は偉大だった」とマッカラムを称賛した。「試合の早い段階でトーンをセットした。彼はこの瞬間を理解していて、ボールを託してプレーを決めて、得点してくれた。それが他の選手たちを落ち着かせたんだ」

マッカラムは32得点に加え、6リバウンド7アシストとオールラウンドに活躍したが「僕は早い段階でアグレッシブになろうとしただけ」と、積極性が功を奏したと分析した。「プレーオフはではおかしなことや勢いのあるプレーが行ったり来たりする。ある一定のレベルの混乱に耐えなければだめで、精神的に安定した状態をキープする必要があるんだ。それができれば、僕らの未来には多くの勝利が待っている」

ペリカンズはマッカラムの他にも、イングラムが27得点5リバウンド5アシスト、ヨナス・バランチュナスが22得点14リバウンド2ブロックを記録し、主力の3人で81得点を奪った。バランチュナスは「僕たちはただお互いのためにプレーしている。苦戦する時はCJがやったように、誰かが試合をスローダウンさせる必要があるんだ」と語った。

敗れたスパーズの指揮官、グレッグ・ポポビッチも「ニューオーリンズのベストプレーヤー3人全員が素晴らしいプレーを見せたが、そうなれば負けてしまう」と言い、3人全員に活躍を許したディフェンスの緩さを敗因に挙げた。

プレーオフ進出に望みを繋げたペリカンズは第8シードをかけ、ティンバーウルブズとのプレーインに敗れたクリッパーズと対戦する。