ジャレン・ジャクソンJr.

エースのジャ・モラントは負傷により今後2週間離脱

現地3月24日に行われたペイサーズvsグリズリーズの一戦は、デズモンド・ベインが7本中5本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール15本中12本成功の30得点、ジャレン・ジャクソンJr.が20得点、ジョン・コンチャーがベンチからキャリアハイタイの18得点でチームを引っ張り、グリズリーズが133-103で勝利した。

試合前、エースのジャ・モラントが右膝の負傷により今後2週間欠場することが発表されたが、グリズリーズは動じなかった。前日のネッツ戦と同様に、前半だけで70得点超え(74-48)をマークして試合を支配し、特にベインは前半でシュートミス1本のみの23得点の大活躍でチームを引っ張った。そして、後半はセカンドユニットを軸に試合を進めて快勝を収めた。シーズンハイとなる21本(42本中)の3ポイントシュートを決めて勝利したグリズリーズは、昨シーズンに続いて2年連続のプレーオフ進出を決めている。

ベインは「ウチにはボールハンドリング、シュート、パスに優れている選手が揃っているから、対戦相手は守るのが大変だと思う」と語った。「本当に対戦相手にとって大変な相手だと思うよ。逆の立場だと楽しいけどね」

プレーオフ進出が確定したとはいえ、グリズリーズの選手たちは試合後も祝勝ムードではなかった。ジャクソンは「良いことだとは思う」と言い、今後の目標を語った。「前に進まないといけない。プレーオフはすぐに始まる。絶対にプレーオフに勝ち進むことができると確信していた。これで目標も変わる。次は、(プレーオフ)シリーズに勝ちたい。そして、その次のシリーズにも勝ちたい。目の前の試合に集中しないといけないけど、チームのゴールは優勝だから」

3連勝を含む直近8試合で7勝のグリズリーズは、バックスとの試合を挟み、28日には西カンファレンス2位を争うウォリアーズと最後の直接対決に臨む。その後も西首位のサンズ、ジャズ、ナゲッツ強豪との対戦が続くため、モラントがいない状況でチームの力が試される。