エネス・カンター

1975年にシドニー・ウィックスが記録した27リバウンドを上回る大記録

トレイルブレイザーズのエネス・カンターが、現地10日に行われたピストンズ戦で球団新記録となる30リバウンドを記録し、118-103での勝利に貢献した。

24得点とスコアリングでも貢献したカンターは、オフェンスリバウンド12本、ディフェンスリバウンド18本を記録。1975年にシドニー・ウィックスが記録した1試合27リバウンドを上回り、ブレイザーズの球団新記録を樹立した。

試合後のインタビューで、カンターは何よりも先にチームメート、コーチングスタッフへの感謝を述べた。「いつもサポートしてくれるチームメート、コーチングスタッフに対する感謝は、どれだけ言葉にしても足りないくらい。本当に感謝している」

20得点30リバウンド超えは2010年のケビン・ラブ(31得点31リバウンド)、2018年のドワイト・ハワード(32得点30リバウンド)に次いで、直近20年で3人目の快挙だ。カンターは、この大記録を「神様からのプレゼント」と表現した。

「狙ってできたことではないし、僕はチームのためにハッスルして、エクストラポゼッションをもたらすことだけを考えていた」

記録達成が近づくにつれて、チームメートのリアクションにも変化があったとカンターは言う。「本当に、チームメートが自分を信頼してくれたおかげ。『球団記録が27リバウンドだから、(更新を)狙えよ!』と言われてね。本当に本当にチームメートに感謝している」