ヘイワードは第4クォーターの得点ランクでリーグ3位
昨年のオフにホーネッツに移籍したゴードン・ヘイワードは、ジャズ時代の輝きを取り戻したように思える。
セルティックスに移籍して迎えた2017-18シーズンの開幕戦で左脛骨骨折と足首の脱臼という重傷を負った彼は、翌年に復帰したもののケガのトラウマを乗り越えるのにさらに時間を必要とした。昨シーズンからは徐々にケガをする前のパフォーマンスを取り戻し、昨年のオフには好条件の契約を破棄してまでホーネッツへの移籍を決断した。
1月6日のホークス戦でキャリアハイの44得点を記録したヘイワードは、24日のマジック戦でも勝負どころでオフェンスを牽引。104-104の同点で迎えた終盤、エバン・フォーニエに1対1を仕掛け、第4クォーター残り0.7秒に決勝レイアップをねじ込んだ。
今シーズンのヘイワードの勝負強さはスタッツにも表れている。この日も第4クォーターだけで13得点を記録した彼は、同クォーターの得点ランキングでケビン・デュラント(106)、ザック・ラビーン(99)に次ぐリーグ3位の94得点を記録。ホーネッツが107-104で勝利したマジック戦後にヘイワードは「試合に勝とうとしているだけで、チームメートやコーチングスタッフが僕の成功を後押ししてくれている。楽しくやれているよ。今日も勝てて良かった」とコメント。
また、彼は記録よりも勝利することが大事だと分かっており、「第4クォーターに何点取ろうと、勝てないと意味はない」と続けた。エースの活躍で勝利したホーネッツは、連敗を4で止めている。