NBA中国とUFCアジアでMDを務めたマーク・フィッシャーがCCO就任
EASL(東アジアスーパーリーグ)は先日、最高商務責任者(CCO)にアジアスポーツビジネス界のベテラン、マーク・フィッシャーが就任したことを発表した。
東アジアを舞台にバスケットボールの興業とビジネスを提供しつつ、地域の競技レベル向上を目指すEASLは、これまでにCBA(中国)、KBL(韓国)、PBA(フィリピン)、SBL(チャイニーズタイペイ)、そして日本のBリーグを含めたアジアトップリーグの強豪チームが参加するプレシーズントーナメントを4回開催している。昨夏にマカオで開催したFIBA公認の大会『テリフィック12』は、東アジアのトップ12チームが参加。Bリーグからも千葉ジェッツ、琉球ゴールデンキングス、宇都宮ブレックス、新潟アルビレックスBBが参戦して熱戦を繰り広げた。この大会は主にネット配信により世界で1億1500万人以上の視聴者を獲得している。
そのEASLのCCOに任命されたフィッシャーは、中華圏およびアジアの主要市場のスポーツ業界で20年以上従事した経験を持ち、NBA中国での最初のマネージングディレクターやNBA台湾のGM、NBAアジアのスポンサーシップとイベント事業の責任者を務めてきた人物。CCO就任にあたり、「東アジアで主要なプロバスケットボール競技プラットフォームを作る、革新的なリーグのモデル実現への取り組みは、アジアのスポーツ産業において長期的に重要なポジションになると確信しています」とのコメントを発表している。
また、EASLは今年も9月にマカオで『テリフィック12』を開催すること、また2021年秋に『チャンピオンズリーグ』の形でFIBA公認のアジアプロバスケットボールクラブ間によるトーナメント大会の開催を目指すことを発表している。