銅像のポーズはシグネチャームーブに
マーベリックスで21年プレーしたダーク・ノビツキーは、球団の歴史に名前を刻んだレジェンドの一人だ。
ノビツキーのこれまでの功績を称えるためにダラスは、マブス本拠地アメリカンエアラインズ・センター近くの通りの名称を『ノビツキー通り』に変更した。当然ながら球団の永久欠番に関しても話が進んでおり、オーナーのマーク・キューバンによれば、2020-21シーズンの開幕2試合目にセレモニーを予定しているという。
また永久欠番のセレモニーではノビツキーの功績を称えた銅像もお披露目する予定で、『SB Nation』によると銅像は彼のシグネチャームーブだった、片足でのフェイダウェイシュートを放つ姿になるという。
しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020-21シーズンが通年通り10月に開幕するかは未定で、式典が延期される可能性もある。そして銅像の制作にも遅れが出ているとキューバンは言う。「本来なら来シーズンの開幕2戦目に銅像をお披露目できればと思っていた。しかし今はいろいろと遅れが出ているから、今後の状況を見て検討しないといけない」
マブス一筋のキャリアを貫いたノビツキーは、2007年に欧州出身選手としてNBA史上初のシーズンMVPに輝き、2011年には球団史上初優勝に貢献した。NBA歴代3位となる1521試合に出場し、歴代6位の3万1540得点を記録している。
まずは、世界中に感染者を出している新型コロナウイルスが終息することが何よりも大事だ。ノビツキーとしても安心してセレモニーが開催できる状況になった時に、家族、マブス関係者、元チームメート、ファンらに祝福される形を望んでいるに違いない。