連勝に「家でゆっくり眠ることができる」
2月2日、ロケッツはジェームズ・ハーデンが40得点の活躍を見せ、ザイオン・ウィリアムソンが復帰したペリカンズを117-109で退けた。
ここ最近のロケッツは勝ち負けを交互に繰り返していたが、連勝を達成し、31勝18敗で西カンファレンス5位につけている。
現在リーグNo.1スコアラーのハーデンだが、この試合まではスランプが続いていた。直近の6試合中4試合で30得点を下回り、シュート成功率も直近の8試合中7試合で40%を切っていた。各チームからの厳しいハーデン対策で調子を崩しているのではと不安視されていた。
しかし、この試合では開始直後からシュートが好調で、前半だけで5本の3ポイントシュートを含む26点を奪い、最終的に40得点の大台に乗せた。
ヘッドコーチのマイク・ダントーニは試合後、「家でゆっくり眠ることができる。最近はほとんど眠れなかったからね」とコメントし、エースの復調と連勝に胸をなでおろした。
ハーデンは40得点の他に10リバウンド9アシストを記録しトリプルダブルに迫る活躍を見せた。それでも、「試合を通して良い仕事ができた。第4クォーターで相手を封じ込めることができたのが勝利につながった」と、自分のパフォーマンスよりチームのディフェンスが改善されたことを強調した。
一方、敗れたペリカンズは、ケガから復帰6戦目となったザイオン・ウィリアムソンが33分間出場し、21得点10リバウンドを記録。チーム全体のシュート成功率、リバウンド数共にロケッツを上回ったが、21回のターンオーバーが響いた。
ペリカンズのヘッドコーチ、アルヴィン・ジェントリーは、勝負どころでザイオンにボールが渡らなかったことに対し不満をあらわにした。「ザイオンが4分間ボールを触らないなんてことがあってはならないし、そうなったのは私の責任だ。今後は起こらないようにしないといけない」