写真=Getty Images

『アデトクンボ』のスペル・チャレンジは超高難易度

ギリシャ出身のヤニス・アデトクンボは、次世代を代表するNBA選手の一人として世界中から注目を集めている。1月12日に発表されたNBAオールスターファン投票の第2回途中経過では96万3110票を獲得。これは全体トップの106万6147票を集めているキャバリアーズのレブロン・ジェームズに続き、東カンファレンスのフロントコート部門第2位となる得票数となる。

3位のケビン・ラブとは50万票近く差をつけており、このまま行けば4年目にしてオールスター先発出場を果たすことになる。だがアデトクンボ本人は、「もし自分のファミリーネームがジェームズとかスミスのように『よくある名前』だったら、さらに票数を伸ばせているはず」と主張している。

ファンが主に投票に利用しているのはTwitterなどのSNSで、選手の名前かアカウントに 『#NBAVote』のハッシュタグを付けて投稿すれば一票とカウントされる。確かにギリシャ人の名前は長いし、スペルも難しい。

このアデトクンボの主張に対し、バックスの地元ミルウォーキーのテレビ局『TMJ4-TV』が検証企画を行った。つまり、バックスのチームメート、そしてファンを対象に『スペル・チャレンジ』を実施したのだ。

予想通り、全員が大苦戦した中、見事正解したのはオーストラリア出身のマシュー・デラヴェドバただ一人。大ベテランのジェイソン・テリーに至っては、チャレンジに失敗後、「ヤニス、お前のTwitterフォロワーは100万人以上いるけれど、その内99万9000人にはスペルが書けない」との捨て台詞を残した。

オールスター投票の締切は現地16日。アデトクンボに投票したファンには、きちんと票としてカウントされているかどうか、今一度スペルを確認することをおススメしたい。