渡邊雄太

写真=Getty Images

グリズリーズへのコールアップに最高のアピール

Gリーグのメンフィス・ハッスルに所属している渡邊雄太が、3月11日にランダース・センターで行われたスーフォールズ・スカイフォース戦に先発出場し、26得点11リバウンド1アシスト1スティール2ブロックを記録。試合もハッスルが126-115で勝利した。

渡邊は第1クォーターからエンジン全開。3ポイントシュートを含むフィールドゴール3本をすべて決めると、フリースロー3本もノーミスで成功させて早くも10得点をマーク。チームがリードを広げる中、前半を14得点5リバウンド1アシスト2ブロックで折り返した渡邊は、迎えた第4クォーターにこの日のハイライトとも呼べるプレーを披露する。

第4クォーター残り9分19秒、右コーナーでパスを受けた渡邊は、シュートフェイクを交えてドライブを仕掛け、マークについた選手をかわして豪快なボースハンドダンクを炸裂。

その後も3ポイントシュートを1本追加し、フリースローもミスせず26得点で試合を終えた。この日は4本中2本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール16本中8本、フリースローも8本すべてを成功させた。

連勝のハッスルは西カンファレンス5位に浮上。ハッスルのプレーヤーとしてはチームのプレーオフ進出のため、レギュラーシーズン残り4試合でも好調を維持して、勝利に貢献してもらいたい。それは同時に、グリズリーズからのコールアップを待つ渡邊にとって、最高のアピールになるはずだ。