セルティックス

「ボストンでシリーズを終わらせるチャンスをつかんだ」

ヒートとのプレーオフ東カンファレンスファイナルに挑んでいるセルティックスは、現地5月25日の第5戦に93-80で勝利し、12年ぶりのNBAファイナル進出に王手をかけた。

今シリーズの第3戦までを終えた時点では1勝2敗と苦しんでいたセルティックスだったが、第4戦からは見違えるような鉄壁のディフェンスによる連勝で立て直し、シリーズ勝ち上がりまであと1勝に迫っている。

リーグ屈指のディフェンダーとして知られるティンバーウルブズのパトリック・べバリーは、シリーズ中の修正に成功したセルティックスを称賛。「彼らを称えるべき」と、『ESPN』の番組に出演した際に語った。「セルティックスはゲームプランをアジャストさせている。ケガ人がいる中できちんと修正できている。完全に集中し切っているし、ボストンでシリーズを終わらせるチャンスをつかんだ」

第5戦では無得点に終わり、ここ2試合で3得点しか記録していないヒートのカイル・ラウリーの不調について聞かれたべバリーは「リズム、安定感、セルティックスのディフェンスも関係しているかもしれないけど、彼はケガから復帰してプレーメークだったり、チームメートのためにプレーを決めたり、点を決めたり、多くの役割をこなしている。プレーオフを通して出場と欠場を繰り返している選手には大変なこと」と語った。

またべバリーは「今のセルティックスからは自信が感じられる」とも言う。「彼らの中で何が起こったのかは分からない。ただ、第2戦か第3戦が終わってからの彼らは、今まで以上に自信に満ちている。ヘッドコーチが特別なスピーチをしたのかもしれないけど、今のセルティックスからは、ヒートに必ず勝てるという気持ちが伝わってくる」