安部潤

今後は島根のフロントスタッフへ

島根スサノオマジックは、安部潤が2019-20シーズン限りで現役引退することを発表した。

安部は島根県松江市出身の34歳。東海大を卒業後、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋でプロキャリアをスタートさせ5シーズンプレーした後に、2014-15シーズンに島根に移籍。Bリーグ開幕を島根で迎え、チームのB1昇格に大きく貢献した。その後は大阪エヴェッサ、仙台89ERSを経て昨シーズンは島根で再びプレーした。昨シーズンは19試合に出場し、正確なアウトサイドシュートとキャリア11年の経験を生かしてチームを支えていた。

安部はクラブを通して次のコメントを発表している。「昨シーズンをもちまして、わたくし安部潤は現役を引退することを決断したことをご報告いたします。バスケットを始めて24年間。本当に幸せなバスケット人生でした。小学校4年生から大庭小学校ミニバスでバスケットを始め、湖東中学校では、地元松江で全中優勝をすることができ、松江東高校では、松江インターハイで多くの方々に応援をしていただきました。そして東海大学でレベルの高い選手たちとプレーをしていくうちに、プロ選手としてプレーしたいという気持ちが初めて生まれました」

「プロ生活11年では、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ、大阪エヴェッサ、仙台89ERS、そして島根スサノオマジックでプレーをすることができました。どのチームも本当に素晴らしいチームメート、コーチ、スタッフ、ブースターに恵まれ本当に充実したプロ生活でした」

「これからは島根スサノオマジックのフロントスタッフとして、新たなキャリアをスタートします。選手の時と同様に情熱と信念を持って行動し、これまで以上に地域に愛され、優勝を目指す強いスサノオマジックを作っていきたいと思います。皆さん今まで本当にありがとうございました」