晴山ケビン

「去年の成績を上回ることが出来るように努力します」

滋賀レイクスターズが晴山ケビンの期限付移籍での加入を発表した。

晴山は191cmのスモールフォワード。バスケットを始めたのは高校からと遅いが、抜群のセンスと努力で頭角を現し、世代別の代表にも選出された。

Bリーグを川崎ブレイブサンダースで迎えたが、実力者が多いチームの中でプレータイムを勝ち取れなかった。それでも翌シーズンに移籍した京都ハンナリーズではフィジカル色の強いディフェンスとシュート力が評価され、先発の座を勝ち取った。そして、その活躍が評価され千葉に移籍したが、チームのスタイルにフィットするまで時間がかかり、平均12.9分のプレータイムで1.7得点、1.4リバウンド、3ポイントシュート成功率は25.7%と苦しんだ。

晴山はクラブを通して以下のコメントを発表している。「昨シーズンの主力メンバーが抜け、ブースターの皆さんはかなりダメージがあると感じていると思います。ですが、安心してください。必ず、チームの勝利に貢献して、去年の成績を上回ることが出来るように努力します」

また、指揮官のショーン・デニスも「晴山選手は素晴らしいシューターでありディフェンスを得意とする選手です。どのチームでも必要とする3番(SF)ポジションの選手でありディフェンダーであると言えるでしょう。彼のシューティング能力はスペースを作る上でも大きな力となるでしょうし、一緒にチーム作りをするのが楽しみです。彼は多くのポジションでディフェンスが出来きる選手であり、ポゼッションゲームでも大きな力となるでしょう。また、トランジションにおいても素晴らしい力を持っているため、我々のアップテンポなスタイルにフィットすると思います」とのコメントを発表し、期待を寄せている。

なお、滋賀は頓宮裕人の獲得も発表し、これまでに村上駿斗、今川友哲の獲得と狩俣昌也、伊藤大司の契約継続を発表している。