「新たなチャレンジ、新たなチャンスが楽しみ」
信州ブレイブウォリアーズは今日、アンソニー・マクヘンリーの契約延長を発表した。
マクヘンリーは長く琉球ゴールデンキングスでプレーした、『琉球の顔』と呼ぶべき存在。2017年夏に信州へと移籍した時点で34歳のベテランだったが、試合に与える影響力に衰えはなかった。B2を制した昨シーズンは50試合に先発出場し、平均プレータイムは36.3分と驚異的な数字。今シーズンも47試合中39試合に出場、平均プレータイムは32.4分で14.1得点、7.6リバウンドと攻守に欠かせない存在であり続けた。
信州は昨シーズン、B1ライセンスを取得できずに昇格を逃した。それでも新型コロナウイルスの影響で途中で打ち切りとなった今シーズン、40勝7敗でB2の勝率トップに広島ドラゴンフライズと並び、この2チームが来シーズンのB1に昇格する。信州にとっては初のB1であり、攻守の軸でありチームリーダーであるマクヘンリーの残留から新たなチーム編成をスタートできるのは大きい。
マクヘンリーはクラブを通じて次のコメントを発表している。「共に多くのことを成し遂げたウォリアーズに戻ることができて超嬉しいです。新たなチャレンジ、そして新たなチャンスに今から楽しみで仕方ありません。信州のバスケコミュニティが一丸になれば、来季の成功、その先の未来に必ずや繋がるでしょう!」
『琉球の顔』から『信州の顔』へ。Bリーグ初年度以来となるB1の舞台で、マクヘンリーがどんなプレーを見せるかに期待したい。