Bリーグアワード

最優秀選手賞に選出されたのは、千葉ジェッツの富樫勇樹

5月15日、『B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-19』が六本木ヒルズアリーナで行われ、シックなスーツに身を包んだ選手たちがレッドカーペット歩いた。

『AWARD SHOW』は大河正明チェアマンの次のような挨拶から始まった。「令和初めてのアワード賞です。今シーズンは、5月11日に横浜アリーナで行われた1万3000人近くの人を集めたプロリーグとして、令和初のチャンピオンを決める試合がありました。4年目のBリーグが秋から始まりますが、大きな夢のアリーナに向けて、これからアリーナ整備にも努めていきたいです。ホップ、ステップ、ジャンプの次に、平成のJリーグに並ぶ『令和のBリーグ』として、しっかりと国民的スポーツになっていきたい」

今年から新設された『レギュラーシーズンMIP』は、個人スタッツやチーム成績を問わず、見る人の心を動かした選手として、新潟アルビレックスBBの五十嵐圭と柏木真介のコンビでの受賞となった。柏木は、「驚いています。圭さんと僕を見ても分かるように、『おじさんたち頑張ったで賞』だと思います」と笑顔で会場を沸かせた。

五十嵐は、「最初に聞いた時に、間違いなくリーグの方がベテランに気を使って作ってくれた賞だと思いました」と語り、「この賞を自分たち2人が受賞しましたが、たくさんの方がかかわってくれて、後押しをしてくれたファンの方々のおかげで受賞できました」とファンへの感謝を口にした。2人とも「年齢はまた一つ重ねますが、若い選手に負けないように頑張ります」と、意気込みを語った。

ベスト5には、遠藤祐亮(栃木ブレックス)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、田中大貴(アルバルク東京)、ダバンテ・ガードナー(新潟アルビレックスBB)、金丸晃輔(シーホース三河)の5人が選出された。遠藤とガードナーが初受賞となり、他3選手は3年連続3回目の受賞となった。初受賞となった遠藤は、「ブレックスの下部チームに加入した自分が、素晴らしい選手とこの舞台に立てることに感動しています」と喜びを口にした。

そして千葉ジェッツをレギュラーシーズン52勝8敗のリーグ最高勝率に導いた富樫勇樹が、最優秀選手賞に選出されている。

B.LEAGUE AWARD SHOW 2018-19

得点王 ダバンテ・ガードナー(新潟アルビレックスBB)

アシスト王 ジュリアン・マブンガ(京都ハンナリーズ)

リバウンド王 ジョシュ・ハレルソン(大阪エヴェッサ)

スティール王 中山拓哉(秋田ノーザンハピネッツ)

ブロック王 カディーム・コールビー(秋田ノーザンハピネッツ)

ベスト3P成功率賞 石井講祐(千葉ジェッツ)

ベストFT成功率賞 金丸晃輔(シーホース三河)

ベスト6thマン 馬場雄大(アルバルク東京)

新人賞 岡田侑大(シーホース三河)

ベストディフェンダー賞 遠藤祐亮(栃木ブレックス)

ベストタフショット賞 富樫勇樹(千葉ジェッツ)

最優秀ヘッドコーチ賞 ルカ・パヴィチェヴィッチ(アルバルク東京)

チャンピオンシップ最優秀選手賞 馬場雄大(アルバルク東京)

特別賞 折茂武彦(レバンガ北海道)

最優秀審判賞 加藤誉樹