B2で昇格要件を満たすのは熊本、島根の2チームのみ
Bリーグはレギュラーシーズンのラスト2試合を残して、滋賀レイクスターズと秋田ノーザンハピネッツが残留を決め、横浜ビー・コルセアーズとレバンガ北海道がB1残留プレーオフに回ることとなった。
滋賀は13日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに92-60と完勝。一時期はリーグ最下位に沈んだものの、直近の16試合で10勝を挙げてボトム4(全体下位4チーム)から抜け出した。そして14日には秋田にもうれしい知らせが届いた。いまだボトム4に留まっているものの、北海道に連勝したことで勝ち星を17に伸ばし、横浜ビー・コルセアーズを抑えての全体15位が確定。B2プレーオフ進出チームにB1ライセンスを持たないチームが複数ある関係上、この時点での残留プレーオフ回避が決定した。
今回、B1ではライジングゼファーフクオカが来シーズンのB1ライセンスを交付されず、降格がすでに決まった。またB2プレーオフに出場する信州ブレイブウォリアーズ、熊本ヴォルターズ、群馬クレインサンダーズ、島根スサノオマジックのうち、B1ライセンスを持つのは熊本と島根のみとなっている。
信州、熊本、群馬、島根の4チームはB2優勝を懸けてプレーオフを戦うが、昇格フローとしては上図のとおり。B1ライセンスを持つ熊本と島根のうち、成績上位チームは福岡との入れ替えで自動昇格が決まる。もう一つのチームは、ファイナルに進めば自動昇格、3位になれば入替戦に回って横浜vs北海道の敗者と対戦することになり、B2プレーオフで最下位になれば入替戦にも進めずB2残留となる。
B1残留プレーオフには福岡は出場せず、横浜と北海道が対戦する。成績上位の横浜のホーム、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で4月26日、27日で試合が行われ、1勝1敗の場合は27日の試合後にGAME3が実施される。ここで勝てば残留決定、負ければB2プレーオフの結果を待つことになる。