長谷川のクラッチスリーで逃げ切り
川崎ブレイブサンダースがホームにサンロッカーズ渋谷を迎えた一戦。
川崎は第1クォーターで3点のビハインドを背負ったが、第2クォーターに反撃し34-30で前半を終えた。そして、第3クォーター残り5分、藤井祐眞がベンドラメ礼生から個人4つ目のファウルを誘発したところから流れをつかんだ。藤井のフリースローでリードを6点に広げると、ジョーダン・ヒースが2本連続で3ポイントシュートを沈める。さらに篠山竜青がショットクロックわずかな場面でワンレッグの3ポイントシュートを決めるなど勢いが止まらず、リードを一気に2桁に乗せた。
最終クォーターもロスコ・アレンのセカンドチャンスポイントなどで2桁前後のリードをキープしていたが、SR渋谷にもセカンドチャンスポイントを与えてしまい徐々に失速。残り5分を切った場面ではトーマス・ウィンブッシュがアンスポーツマンライクファウルをコールされると、フリースローとジョシュ・ホーキンソンの得点でついに1点差に迫られた。
ニック・ファジーカスの3ポイントシュートやヒースのセカンドチャンスポイントで逆転は許さなかったが、SR渋谷のオフェンスも止められず、残り35秒にはジェフ・ギブスにフリースローを許し、再び1点差と肉薄された。それでも、直後のオフェンスで長谷川技がタフな体勢から値千金の3ポイントシュートを射抜く。残り2秒にホーキンソンに3ポイントシュートを決められたが、そのままタイムアップを迎え、69-68で勝利した。
川崎はヒースが18得点9リバウンド、ファジーカスが17得点16リバウンドを記録し、アレンが12得点で続いた。これで通算成績を32勝25敗とし、SR渋谷と島根スサノオマジックと並んだが、当該クラブ間での勝率で上回ったことで、ワイルドカード3位に浮上した。
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— 川崎ブレイブサンダース⚡️川崎からバスケの未来を⚡️ (@brave_thunders) April 27, 2024