ラッセル・ウェストブルック

写真=Getty Images

チームは球団史上最大の逆転勝利

2月9日、サンダーは敵地でのロケッツ戦で球団史上最大となる26点差(42-68)からの大逆転勝利を収めた。45得点11リバウンドを記録したポール・ジョージの活躍もさることながら、NBA記録に並ぶ9試合連続トリプル・ダブルをやってのけたラッセル・ウェストブルックの存在も忘れてはならない。

ウェストブルックは、21得点12リバウンド11アシストを記録し、ウィルト・チェンバレンが1968年に達成したNBA記録に並んだ。そのウェストブルックは、48-70で折り返したハーフタイム中、チームメートに言葉をかけた。

「考えすぎず、自分のプレーをやろう」とテレンス・ファーガソンに声をかけたウェストブルックは「困難にぶつかった時こそ、チームの本当の力が分かる」と言う。「今日の試合では、チームのみんなが一つになってプレーする姿が見られた。みんなが一つになって、自信を持って自分たちのプレーができるようにするのは、自分の仕事だから」

今シーズンも平均トリプル・ダブル(21.2得点、11.1リバウンド、11.2アシスト)を維持しているウェストブルックは、例のごとく記録にはあまり関心を持っていない。それでも、相棒のジョージも絶好調で、チームも直近11試合で10勝目という状態なら、11日のトレイルブレイザーズ戦でもトリプル・ダブルを簡単にやってのけ、あっさりNBA新記録を樹立するかもしれない。