ジョシュ・ダンカン

「もうその時が来たことは分かっています」

今シーズンに琉球ゴールデンキングスに所属したジョシュ・ダンカンが自身のSNSで現役引退を表明した。

ダンカンはアメリカ出身、205cm111kgのパワーフォワード。2008年にフランスでプロキャリアをスタートさせると、その後はイスラエルやドイツを渡り歩き、2018-19シーズンに千葉ジェッツに加入し戦いの舞台を日本に移した。千葉Jでは4年間プレーし、リーグ制覇や天皇杯制覇を経験。琉球に加入した今シーズンは60試合中47試合で先発を務めるなど主力に定着。平均22.39分のプレータイムで11.0得点、6.3リバウンド、1.7アシスト、3ポイントシュート成功率46.5%を記録した。安定感抜群のプレーでチームを支え、琉球の初優勝に大きく貢献した。しかし、今オフに琉球からの退団を発表。引く手あまたと思われていたが、彼は現役引退を選択した。

ダンカンは以下のメッセージを自身のSNSに投稿している。

「過去15年間は素晴らしい旅であり、私は永遠に感謝するでしょう。私は世界中を旅し、素晴らしい人々との関係を築き、異なる文化の中で子供たちを育てることができました。浮き沈み、犠牲、そして勤勉のすべてが、今日の私を形成するのに役立っています。経験させていただいたすべての機会に感謝しています。ということで、私はプロバスケットボールから引退することにしました。高いレベルで試合ができなくなるのはとても寂しいですが、もうその時が来たことは分かっています。妻と子どもたちのあらゆる犠牲と、与えてくれた愛を認めたいと思います。彼らが私のキャリアの成功に大きな役割を果たしたのは言うまでもありません。私はチャンピオンとして、そして健康状態で去っていきます。神を讃美しましょう!家族と落ち着いて、将来何が待っているかを見るのを楽しみにしています」