継続選手も多いながら、中心選手退団で若手の活躍が望まれる
2020-21シーズンに初のプレーオフ進出を達成し、昨シーズンも同等以上の結果が期待されていた山形だったが、目論見通りとはならず勝率.365の東地区5位に終わった。ケガの影響もあり、持ち前のチームディフェンスは発揮できず、B2上位チームにはほとんど勝つことができなかった。今オフには長く山形のバックコートを支えてきた中島良史、河野誠司のベテランが退団するなど、チームは若返りを図った。外国籍選手も総替えとなり、ヨーロッパを主戦場にしていたジェームズ・ベル、NBA出場経験もあるトーマス・ウェルシュ、日本での実績十分なハビエル・カーターといった実力者3人が加入した。山形で3シーズン目を迎える指揮官、ミオドラグ・ライコビッチが試行する緻密なチームバスケットをシーズンを通じて遂行し続ければ、再びプレーオフ進出、そしてB1昇格も狙えるはずだ。
昨シーズンの3ポイントシュート成功率は決して悪くなかったので、しっかりクリエイトすることができれば大きな武器になるだろう。また昨シーズンはファストブレイクが少なかったが、速い展開に強い外国籍選手が加入したことで改善が期待できる。選手起用では、ベルは196cmながらリバウンド力もあるので、インサイドプレーヤーとのマッチアップが予想される。しかし、彼が本来のスモールフォワードとして起用される場合、髙橋浩平、鈴木悠介といった日本人ビッグマンの役割が非常に大きくなる。
所属選手一覧
注目選手
#8山田友哉
バックコートのベテラン選手が退団となったため、若手選手のアグレッシブなプレーに期待したい。プレータイムが増えるであろう山田は、3ポイントシュートでもスティールでもチームに流れを呼び込める選手。昨シーズンの越谷アルファーズ戦で見せた23得点の爆発力を、今シーズンにどれだけ発揮できるか注目だ。
#5柳川龍之介
山形で3シーズン目を迎える柳川は、持ち味のドライブを武器に20分以上出場してもおかしくない実力者だが、加入以来ケガの影響で満足にプレーできていない。プレシーズンゲームの動きを見る限り、全快で開幕を迎えられるようなので、プレーできなかった2年分の想いを今シーズンに爆発させてくれることに期待したい。
#32ハビエル・カーター
長崎ヴェルカの中核としてB2昇格に貢献したカーターが再び東北に帰ってくる。インサイドの強さに加えて、高確率で3ポイントシュートを打てることは山形の戦術の幅を広げてくれるに違いない。他の外国籍2名が初めて日本でプレーすることを考えると、コート内外でカーターに対する期待は高い。
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