クリスチャン・ウッド

キャリアハイの33得点を挙げてチームを牽引したウッド

現地11月27日、ロケッツが延長の末に146-143でホーネッツを下し、今シーズン3勝目を挙げた。

ロケッツは110-99と11点リードで最終クォーターを迎え、開始2分でそのリードを17点にまで広げたものの、このクォーターで11得点を固めたケリー・ウーブレイJr.を中心にホーネッツの猛攻を浴び、残り3分半で124-124と同点に追いつかれた。その後はリードチェンジを繰り返し、延長戦にもつれたものの、今シーズン初の連勝を収めることに成功した。

この試合で、クリスチャン・ウッドはキャリアハイの33得点と16リバウンド3アシスト2ブロックを記録し、勝利の立役者となった。ウッドは「勝つことができて、素晴らしい気分だよ。僕たちは1カ月間も試合に勝つことができなかったんだからね」と勝利を喜んだ。「勝てなかった時は、ロッカールームでも良いエネルギーを感じられなかったけど、今はそれを感じることができる。この勝利の勢いを続けていかなきゃいけない」

この日のロケッツはウッドの他にも、ケビン・ポーターJr.が23得点8リバウンド12アシストを記録し、エリック・ゴードンが22得点7アシスト、ギャリソン・マシューズが3ポイントシュート9本中5本成功を含む20得点、そしてベンチから出場したアーモニ・ブルックスも3ポイントシュート11本中5本成功の15得点を記録した。今シーズンのロケッツの3ポイントシュート成功率は31.8%とリーグ下位の数字だが、この試合では49本中23本(成功率46.9%)の3ポイントシュートを成功させ、勝利を手繰り寄せた。

指揮官のスティーブン・サイラスは「私たちはボールを動かして、オープンショットを決めることができた」と振り返った。「何度か成功すれば、もっと自信を持ってシュートを打てるようになるし、今は自信を持って打つことができているよ」

一方、敗れたホーネッツの指揮官ジェームズ・ボーレゴは「ロケッツに快適にプレーをさせてしまった。彼らはよくシュートを決めていたよ。ただ、私たちはもっと良いディフェンスができたはずだ」と振り返りつつ、最後まで戦い抜いた選手をこう称えた。

「このチームは戦い続けて、延長戦まで行って、勝てるチャンスはあった。これは長いシーズンだから、頭を下げたり、自分を哀れむことはない。私たちはただ成長し続けて、より良くなっていくだけだ」

https://twitter.com/HoustonRockets/status/1464810211240259587