ベン・シモンズ

指揮官はシモンズの力を「信じている」

レギュラーシーズンを東カンファレンス首位で終えたセブンティシクサーズは、今シーズンの優勝候補の一つと思われていた。しかし、ホークスとのカンファレンスセミファイナルは『GAME7』までもつれる接戦となった末に3勝4敗で敗れた。

今シリーズで特に目立ったのは、ベン・シモンズの不調だ。フリースロー成功率の低い選手を的に絞り、故意にファウルを仕掛けてプレーを止める『ハック戦術』の餌食となってしまい、シリーズでの平均フリースロー成功率は32.7%に終わった。

96-103で敗れた第7戦後、ヘッドコーチのドック・リバースは「彼がフリースローラインで苦しんだことが、このシリーズの敗因になってしまった。それは間違いない。ただ、私は彼の力を信じている。これから練習場でやらないといけないことは多い」とコメントした。

リバースはシモンズを戦力として計算しているようだが、フロントが同じ考えとは限らない。シモンズのトレードは以前から噂されており、不甲斐ないパフォーマンスに怒った一部のシクサーズファンから「Trade Ben Simmons」というチャントも起こった。

シモンズ本人は去就について「僕はチームに残りたい」と話している。「自分はフィラデルフィアが大好きだし、球団のことも大好き。ファンも素晴らしい。でも、このシリーズでは良くなかったから、チャントは予期していたよ」

今後もポイントガードとして起用されるかどうかについて、シモンズは「やるべきことをやるだけ」と答えた。「プレーを磨いて、レベルアップする。ポジションに関しては自分が考えることではない。チームは第7戦で負けた。もっと練習して、気持ちと身体を整えるだけだ」

ジョエル・エンビードとシモンズのデュオを中心にロスターを編成してきたシクサーズだが、結果が出ていない以上、デュオの解体を決断する可能性はある。シモンズの去就を含め、今年のオフは大きな動きが見られるかもしれない。

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