クリス・ポール

ブッカー「シーズンを通してずっと彼について来た」

現地7日にフェニックス・サンズ・アリーナで行われた西カンファレンスセミファイナル第1戦、ナゲッツvsサンズは、先発4選手が20得点超えのサンズが122-105で勝利した。

ミケル・ブリッジズが23得点5リバウンド5アシスト、デビン・ブッカーが21得点8アシスト、ディアンドレ・エイトンが20得点10リバウンドの活躍だったが、この日の勝利の立役者は、第4クォーターに放った6本のシュートを全て成功させて14得点を固め、試合を通して21得点11アシストをマークしたクリス・ポールだろう。ポールは第4クォーター序盤に一人で連続10得点を記録し、リードを16点(100-84)に拡大して勝負を決めた。

ポールは試合後の会見で、アリーナに集まったファンのエネルギーに感動したとコメントした。「ファンのエネルギーはとんでもなかった。ウチの選手にも話していたけど、彼らのようなファンがいて、ホームコート・アドバンテージを得られるからシーズンを通してハードにプレーするんだ。本当に素晴らしいファンだね」

ブッカーは「シーズンを通してずっと彼について来た」と、勝負どころでオフェンスを引っ張ったポールのリーダーシップを称えている。「彼はスコアリングで貢献できるだけではなくて、チーム全員をプレーに絡める選手。彼がプレーを決めてくれたおかげで大きなプッシュになったし、リードを広げられた」

ポールはレイカーズとのファーストラウンドで痛めた肩のケガを抱えた状態でプレーしているが、「前のシリーズの時は辛かったし、今は練習する時間もないから、試合で動けるかどうかを確認しないといけない。プレーできていることが嬉しい」と語った。

初戦を落としたナゲッツだが、ジャマイカル・グリーンは「目が覚めた。次の試合に向けて準備する」と、第2戦へ気持ちを切り替えている。フェニックスでの第2戦は、現地9日に行われる。