大塚裕土

天皇杯を制し、念願の初タイトルを獲得

川崎ブレイブサンダースが大塚裕土との契約を満了し、自由交渉選手リストへ公示したと発表した。

大塚はサンロッカーズ渋谷でBリーグ開幕を迎え、翌年に富山グラウジーズへと移籍。富山では貴重なシューターとしてほぼすべての試合で先発を務めるなど、中心選手として活躍していた。しかし、プレータイムが確保されたこうした状況を捨て、優勝を求めて昨シーズンに川崎へと移籍した。

層の厚い川崎では出番は限られ、今シーズンのプレータイムは11.9分と富山時代の半分以下となった。3ポイントシュート成功率も思うように上がらなかったが、チャンピオンシップではシックスマンとして効果的な働きを見せていた。

念願だった優勝を経験した大塚は「2シーズンという短い間でしたが、このクラブで戦えて幸せでした。Bリーグになってのクラブ初タイトル天皇杯優勝という結果にも貢献することができたことは私の誇りです」と、クラブの公式ホームページでコメントしている。

また、川崎は左肩関節、関節唇損傷を負い、チャンピオンシップを欠場していた熊谷尚也が手術を受けることも発表している。