ルカ・ドンチッチ

クリッパーズ指揮官はドンチッチを警戒

現地5月16日にNBAの2020-21レギュラーシーズン全日程が終了し、西カンファレンス6位でプレーオフに勝ち進んだマーベリックスは、ファーストラウンドでクリッパーズと対戦することが決まった。

このマッチアップは、昨年の『バブル』でのプレーオフでも実現した対戦で、マブスにとってはリベンジマッチになる。

昨シーズンのシリーズ中に負傷し、最後までプレーできなかったクリスタプス・ポルジンギスは、121-136で敗れたティンバーウルブズ戦後の会見で「とても楽しみにしている」と今回の対戦について語った。

「昨シーズンは無観客でのプレーオフを経験できて良かったけど、今シーズンはファンがいる会場で試合ができる。自分たちのベストなプレーをプレーオフで見せたい。昨年に続いての対戦になるけど、楽しみだよ。相手は僕たちよりも経験を積んでいるチームで、優勝経験者もいる。楽しみなチャレンジになる。個人的な感情はなしにして、マーベリックスのバスケをしないといけない」

エースのルカ・ドンチッチも、ポルジンギスと同様にクリッパーズとのシリーズを心待ちにしている。ドンチッチは「素晴らしいチームとのマッチアップ。タフだけど楽しみ。昨年の対戦が経験になったし、楽しい試合だったよ。トラッシュトークもすごかったし、面白かったね」とコメントしている。

クリッパーズを率いるタロン・ルーは、特に試合局面を変える能力を持つドンチッチを警戒している。サンダーとの最終戦後、ルーは「我々は、試合のテンポを変える力があるルカと対戦する」とコメントした。「彼はスコアリング、リバウンド、それからパスも優れていて、チームメートの力も引き出せる。彼が先頭に立ってチームを引っ張る。厳しいチャレンジになるだろう」