マーカス・ハワード

ニコラ・ヨキッチはシーズン16回目のトリプル・ダブルを記録

現地5月14日、ナゲッツは敵地でピストンズに104-91で勝利し、3連勝をマークした。

前半はナゲッツのルーキー、マーカス・ハワードとピストンズのデイビダス・シルビディスによるスコアリング合戦となり57-53で試合を折り返した。それでも、ナゲッツは後半に入ってハワードとニコラ・ヨキッチを中心に得点を重ねてリードを拡大し、104-91で勝利。ヨキッチは第3クォーター終了前に今シーズン16回目のトリプル・ダブル(20得点15リバウンド11アシスト)を達成し、勝利に貢献している。

この日はクリッパーズがロケッツに敗れたため、ナゲッツは西カンファレンス3位に浮上している。残すはレギュラーシーズン1試合のみとなり、指揮官のマイク・マローンは、現地16日のトレイルブレイザーズ戦にヨキッチを出場させるか明言しなかった。

「今日の試合でも、ニコラの出場時間をコントロールするつもりでいた。彼が30得点を決めないといけない展開にしたくはなかったが、それでもトリプル・ダブルをマークした。日曜のブレイザーズ戦に関しては、明日検討する」

もし3位でプレーオフに勝ち上がった場合、ナゲッツは現時点で6位のブレイザーズとファーストラウンドで対戦する。マローンは「どのチームが相手になるかは考えていない」と言う。「我々はどの試合に対しても、自分たちのことに集中して臨むだけだ。どのチームが相手でも、厳しい試練になる」

マーケット大に所属した昨シーズン、NCAA得点王に輝いたハワードについて、マローンは「武器になる」と期待を寄せている。そのハワードは、この試合でキャリアハイの20得点を記録し、試合後の会見で「チームが勝ててうれしいよ」と語った。

おそらくヨキッチは最終戦を欠場するだろうが、若手主体のチームで4連勝でレギュラーシーズンを終えることができれば、プレーオフに向かう弾みになる。チャンスを与えられる可能性が高いハワードのパフォーマンスに注目したい。