八村塁

左膝を痛め、コートに倒れ込んだ八村

ウィザーズがホームにピストンズを迎えた一戦。先発出場の八村塁はシュートタッチに苦しみ、前半はフィールドゴール6本中1本成功の4得点に留まった。

それでも後半には、デニ・アブディヤのスティールから、速攻の先頭を走りレイアップを決めて、リードを2桁に乗せる貴重な働きを見せた。ここから乗っていくかに思われたが、八村にアクシデントが訪れる。第3クォーター残り7分50秒、ゴール下でボールを受けた八村はポンプフェイクでマークマンをかわし、ワンドリブルからシュートを狙おうとジャンプした際に左膝を痛めた模様。空中でバランスを崩して尻餅をつき、すぐに立ち上がれずそのままコートに倒れ込んだ。自らの足でベンチへ下がったが、その後コートに戻ってくることはなかった。

試合はブラッドリー・ビールがゲームハイの37得点を挙げ、ラッセル・ウェストブルックが15得点14リバウンド11アシストのトリプル・ダブルを達成したウィザーズが121-100で快勝し、連勝を4に伸ばした。また、この試合はアレックス・レンやダニエル・ギャフォード、ロビン・ロペスらインサイド陣の活躍が勝敗を左右した。しかし、4本すべてのフィールドゴールを成功させて主導権を握るきっかけを作ったレンが試合開始7分で負傷交代となっている。

チームは今シーズン2番目に長い4連勝を記録と良い状態にあるがビール、ウェストブルックとともに『3本柱』として活躍を続ける八村のケガの具合が心配だ。