ポール・ジョージ

「チームが一体になってきている」

現地4月11日、4連勝中のクリッパーズはホームでピストンズと対戦し、131-124で勝利した。

カワイ・レナードが休養のために欠場したものの、マーカス・モリスがシーズンハイの33得点、ポール・ジョージが32得点でオフェンスを牽引。110-110の同点だった第4クォーター残り6分23秒からニコラ・バトゥームの3ポイントシュートやジョージのドライブからのダンクシュートなどで10-2のランでピストンズを突き放し、5連勝をマークしている。

これで3試合続けて30得点超えとなったジョージは、つま先の負傷を抱えながらプレーを続けているものの「メンタルもフィジカルも良い状態」と好調を実感している。「何をすべきかは分かっているし、集中できているよ。今は心が落ち着いていて、試合を楽しめている。それにチームが一体になってきている。僕も全力を尽くしたい。きっと、これからも良い影響が見られると思う」

ジョージのコメントにもあるように、クリッパーズがチームプレーを重視しているのは、シーズンハイとなる35アシストを記録したことからも分かる。また、司令塔のラジョン・ロンドが加入して以降、ジョージとレナードはプレーメークの心配をする必要がなくなり、本来の仕事に集中できる環境を手に入れた。

パトリック・べバリー、サージ・イバカが負傷により離脱中ながらも連勝を続けられているのは、地力がある証拠だ。クリッパーズは、この日試合がなかった西カンファレンス2位サンズとのゲーム差を1.5に縮めている。