ルカ・ドンチッチ

シーズン終盤に向け「この流れに乗ってきたい」

レギュラーシーズン終盤戦に差し掛かった今、マーベリックスが調子を上げている。

4連勝で迎えた現地4月5日、マブスは西カンファレンス首位のジャズと対戦。チーム2位のスコアラーであるクリスタプス・ポルジンギスが右手首の負傷で欠場したものの、ルカ・ドンチッチが3ポイントシュート6本成功を含む31得点9リバウンド8アシストのトリプル・ダブル級の活躍を見せた他、ドリアン・フィニー・スミスがシーズンハイの23得点を記録。第1クォーターは拮抗したものの、高確率で3ポイントシュートを沈めたマブスがジャズを突き放し、111-103で勝利した。

今シーズン最長の5連勝を達成後、ドンチッチは「チームにとって大きな勝利」と会見でコメントした。「どの勝利だって、勝てば自信になる。NBAのチームなら、どこが相手でも負けてしまう可能性があるからね。しかも今日の相手は西の首位にいるジャズだから、この勝利はチームにとって大きいよ。この流れに乗ってきたい」

西カンファレンス7位のマブスは、首位ジャズとのゲーム差は9.5と開いているものの、3位クリッパーズとは4ゲーム差で、プレーオフでホームコートアドバンテージが得られるトップ4を十分に狙える位置につけている。

現地7日に敵地でのロケッツと戦い、その後ホームでバックス、スパーズ、セブンティシクサーズという強豪との連戦が続く。2020-21シーズン第15週の週間最優秀選手に選ばれるなど絶好調のドンチッチを擁するマブスが、終盤戦にどこまで順位を上げられるか注目だ。